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川尻(かわしり)は、熊本市南区の地名。旧飽託郡〔元は川尻町が飽田郡であったのに対し元三村や日吉村は託麻郡であった。1896年に両郡が合併して飽託郡となる。〕川尻町(1940年熊本市に合併)。緑川や加勢川沿いに位置し、古くから港町や宿場町として栄えた。ここでは川尻地区とほぼ一体化している南高江・八幡・元三・野田などの周辺地区も含めて記述する。 == 概要 == 鎌倉時代から緑川や加勢川河口の港町(外港)として栄え、中世には中国との海外貿易も行われていた。加藤清正によって再整備された江戸時代以降は熊本藩の物流拠点として、また「御船手」と呼ばれた藩の水軍基地として、さらに薩摩街道の宿場町として繁栄し、明治初期には西南戦争の舞台のひとつとなった。今でも当時の石造り船着場や藩の米蔵、古い町並みが残っており、2010年8月に船着場と蔵が国の史跡として認可された。また、室町時代末期からの歴史を誇る刃物製造(川尻刃物)や桶の製造、赤酒や焼酎の醸造といった伝統産業は現在も継承されており、市民に親しまれている。近年は町おこしの一環として和菓子の製造(開懐世利六菓匠)にも力を入れている。また、野田には鎌倉時代創建の大慈禅寺がある。 現在は熊本市南部の拠点のひとつとして商業地化、ベッドタウン化が進んでいる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「川尻 (熊本市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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